散骨よくある質問｜自然散骨カズラ島

どんなところに散骨すればいいですか？

思い出の場所や自分が最も大切にしている場所、海や山などで散骨される方が多いようです。
基本的には好きな場所で散骨できますが、水源や街中では付近の住民の方とトラブルになる可能性もあります。また、他人の所有地に散骨するなど社会常識を尊重することが大切です。

散骨の時期は？

お亡くなりになってから散骨までの日数は特に決まっておりません。故人の遺志があればそれに従いますが、そういったものがない場合は残された家族の方で決めていただいてかまわないでしょう。
なおカズラ島で散骨をお考えのお客様は、お申し込みの際に希望日時を担当者にご相談ください。

宗教による問題はありますか？

どのような宗教の方でも散骨することができます。ただし、信じる宗教や民族感情により、「火葬はしない」などの解釈がありますから、亡人は各々でお考えください。特別な散骨方法をお考えの場合は、まずはお申し込みの際にご相談ください。

なぜ粉骨する必要があるのですか？

遺骨をそのまま撒いても自然に還ることに代わりはありません。ただし、遺骨がそのままの形でばらまかれていれば不快感を持つ方も多いということもあり、細かく砕き原型をとどめないことが刑法上必要という解釈があるからです。また、粉骨にして撒いておけばその分早く自然に還ることができます。

カズラ島に人は住んでいますか？

カズラ島散骨所は自然公園法に基づき、大山隠岐国立公園の「第一種特別地域」指定されています。
第一種特別地域は一切の建築物、及び構築物は認められない地域であり、カズラ島も将来にわたって人の手の入らない自然を残した無人島としての存在が約束されているといえます。
弊社が管理する無人島であり、この自然公園法に基づき将来も人が住むことはありません。

生前家族に散骨の意思を示しておきたい。

普段、死んだら散骨してほしいとお話しされていたとしても、実際亡くなられるとやはり墓に入れたいと考えるご家族の方も多いようです。
ただし一番重視されるのはご本人の意思ですので、生前に散骨を決断される場合は遺書にしたためておくことをお薦めします。
当社では生前予約についても承っております。

故人は散骨の意思を示していなかったが散骨してあげたい。

散骨するかどうかは第一に故人の意志によって決定されます。
遺言などがない場合は、近しい人や家族、友人に生前意志表示をしていたか、または日記などで自然葬の意志を確認する必要があるでしょう。
そういったものがない場合は、生前故人の生き方やどんな行動をとっていたかを判断して散骨を行うことも可能でしょう。
なお、故人が生前にお墓を用意していた場合は、散骨の意志がないと判断できます。

後日カズラ島にお参りにいくことはできますか？

カズラ島には当社担当者同伴の上立ち入ることが可能です。
なお、対岸慰霊所を設けており、1年中ご利用いただけます。お参りの際は慰霊所のご利用をお薦めしております。

散骨は法的に問題はありませんか？

法務省の見解では、「節度ある散骨であれば違法でない」との見解をしめしております。詳しくは散骨の法律・規制をご覧ください。

遺灰を撒くことによって島の環境が汚れませんか？

遺灰は無害な「リン酸カルシウム」が主成分です。比較的早く分解されて土に還りますので、環境にはまったく問題ありません。

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